慈悲と徳を湛える、格調高い伝統の逸品。
初七日から三十三回忌までの追善供養を受け持たれ、御霊を彼岸へと導くありがたい十三仏が、深い安らぎと浄福をもたらす崇高華麗な作品です。

●サイズ:四尺丈(高さ約120cm×幅54.5cm)
●田中広遠(白翠会)
●仕様:洛彩緞子丸表装
●本紙:新絹本
●軸先:陶器
●桐箱畳紙収納
●表装品質10年間保証付き


「十三佛とは」
残されました家族の方が七日ごとの法要の際に十三体の仏さまに"故人をお浄土までよろしくお導き下さい"と一心に故人の冥福を祈ることにより故人の生前の罪悪を消し去ることができ、仏さまの弁護の手助けとなります。
また十三の裁判では、現世で遺族たちが行なう追善法要の内容も審判の資料となります。
十三佛さまが軸装から出て迎えにきて下さるとも言われています。

「いつ掛軸を使うの?」
追善法要、祥月命日(故人の亡くなられた日)、年忌法要、孟蘭盆会、春彼岸、秋彼岸など、故人の冥福を祈る時にお使い下さい。

「仏さまはどんなことをしてくれるの?」
中陰(人が亡くなって次に生まれ変われる事が仮に決まる49日まで)の私たちはあの世で死後7日ごとに7回、十王の裁きを受けるときに、それぞれの仏さまが弁護をして下さいます。
七七日(四十九日)目に最後の裁きを受け、お浄土へ行けるかどうかが決まります。
この日を"忌明け"といい、ご先祖さまの仲間入りをします。
百日忌、一周忌から三三忌までは仏さまに感謝を申し上げ導いて頂き、来世の生まれ変わり先を決めていただきます。


不動明王尊-ふどうみょうおうそん/初七日-しょなのか・・・(行者守護、悪魔退散、除災招福)
亡くなった亡き人自体、遠い冥界へ旅立つ覚悟もまだ不十分ですし、残された者もその人の死を認められず、現世への未練が残っている時期です。死後の世界へと旅立たなければならない者が、再び現世に未練を持たないように不動明王尊の持つ右手の剣で迷いを切り払い、左手の縄は迷いの信者を縛って救いとり、 冥界へと引き込む役目をして下さいます。
釈迦如来-しゃかにょらい/二七日-ふたなのか・・・(仏智悟入)
実在の人物であり、その大いなる力は、全ての人々を救うための仏として存在しています。 そのために葬儀のときにあわてて戒律を授けなければならぬ者、修行をしていない者に冥界への旅立ちに際して、仏教の祖である釈迦如来が祖の本来の教えを説いて下さるのです。
文殊菩薩-もんじゅぼさつ/三七日-みなぬか・・・(智恵、天変地異、降状)
文殊菩薩は知恵の仏さまであり、釈迦が前世で子供時代に教えを受けた仏だと言われます。 また、釈迦如来を中心とし両脇侍に、文殊菩薩、普賢菩薩としてこれを"釈迦三尊仏"といい、この釈迦三尊仏が二七日から三七日を経て四七日迄の間に、 仏教徒として身につけるべきことを教え込んで下さるのです。
普賢菩薩-ふげんぼさつ/四七日-しぬなのか・・・(仏智悟入、滅罪、大根清浄)
普賢菩薩は慈悲門を司る、すなわち情を担当する仏さまで女性的なやさしい表情をしています。 たくさんの功徳を備えていて、私たちの煩悩を打ち砕き悟りの世界へと導いて下さるのです。
地蔵菩薩-じぞうぼさつ/五七日-ごしちにち・・・(滅罪、先亡成仏、無仏時代の守護)
釈迦の入滅後から弥勒菩薩が現れるまでの間、人々を救うための救世主です。四七日まで冥界への旅をしてきた亡き人が、六道へ落ちてしまった時に地蔵菩薩が救いの手を差し伸べ極楽浄土へ導いて下さいます。
弥勒菩薩-みろくぼさつ/六七日-むなのか・・・(未来の救済)
弥勒の力と如来の力を併せ持って、人々を救ってくれると信じられています。弥勒菩薩には釈迦の入滅した五六億七千万年後に、釈迦に代わってこの世を救う「未来仏」としての役割があります。
薬師如来-やくしにょらい/七七日-しちしちにち・・・(四九日)
四九日で現世とのつながりが終わりますが、まだ次の世界までは完全に入れない中間の道中の苦しみを乗り越え、極楽浄土への道を歩むための薬を与えて下さいます。
観世音菩薩-かんぜおんぼさつ/百ヶ日・・・(除災滅罪、施餓鬼本尊)
観音様は三十三に身を変え慈悲の面で亡き人を救って下さり、阿弥陀如来まで導いて下さいます。
勢至菩薩-せいしぼさつ/一周忌・・・(往生浄土、滅罪)
無限の光明と知恵によって、人々の苦しみを取り除くために努められています。
阿弥陀如来-あみだにょらい/三回忌・・・(往生浄土、敬愛)
阿弥陀とは「無量寿」「無量光」という言葉のサンスクリット語を訳したもので、寿命は限りなく、阿弥陀さまの光はあらゆる国々や人々を照らして下さいます。四八の誓願の一つに「阿弥陀如来を信じる者は、みな極楽浄土へ往生させる」があります。
阿しゅく如来-あしゅくにょらい/七回忌
発菩提心、悟りをめざす心をおこすことを意味します。発心を託す強い力を持った阿門さまが着ている衣を握っているのはその決意の強さを表しています。
大日如来-だいにちにょらい/十三回忌~二七回忌・・・(一切成就、即身成仏)
別名は、昆盧流遮那如来とも言われ、天地あらゆる者、宇宙生命そのものの仏さまで太陽の様に輝いていることから、大日如来と名付けられています。これまで導いて下さった十一人の仏さまに(不動明王尊・釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩・地蔵菩薩・弥勒菩薩・薬師如来・観世音菩薩・勢至菩薩・阿弥陀如来・阿しゅく如来) によって教え導かれどれだけ悟りが深まっているかを観て下さり、その上にさらに導いて下さいます。
虚空蔵菩薩-こくうぞうぼさつ/三十三回忌・・・(仏智悟入、福徳)
虚空(天界・法界)のような蔵(知恵・功徳)を持ち合わせ、広大ではかり知れないお力ですばらしい記憶力と知恵を表す剣を持ち、左手には福徳を表す蓮華の上に宝球をのせて持っています。 どんな人にも仏さまになれる仏性があることを虚空蔵菩薩が教えて導いて下さり涅槃へ到着できるのです。

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